生涯発達の道を、ゆっくり思い出しながら綴っていきます。インナーチャイルドを癒せたとき、やがて使命とする独自の癒しの世界へと行き着くでしょう。

動物を撮るのに夢中な父

保育園の遠足で動物園に行ったときのエピソード。
私の場合、保護者の付き添いはいつも父だ。お弁当解散になり、それぞれの親子が散らばっていく中、集合に居ない父を探す羽目になってしまった。広い園内をさすがに子供ひとりが探せないので半泣きになっていると、事情を聞いた周りの母たちが探しに行ってくれた。
なかなか見つからず空腹と不安な気持ちが押し寄せてくる。
おばちゃん達が、動物の写真を夢中で撮っていた父を見つけ出し連れてきてくれた時は、本当に大人に感謝した。
動物園で私の写真は1枚も無い。
後日キリンやぞう、ペリカンなどの写真を自慢げにアルバムに収める父を見て、なんかしこりが残るのだった。

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