生涯発達の道を、ゆっくり思い出しながら綴っていきます。インナーチャイルドを癒せたとき、やがて使命とする独自の癒しの世界へと行き着くでしょう。

傘をさして家に入って来た女のひと

その日は雨が降っていたのでしょう。家には、お祖母ちゃんとお姉ちゃんと私。
玄関の戸が開いて、傘をさした父が誰か女のひとを連れだって入ってきた。きょとんと眺めている私に、「お母ちゃんやで、忘れたんか?」と少し笑った感じで、父だったかお祖母ちゃんだったかが言った。むろん、その時の私には状況を理解することなど到底無理な訳で、「お母ちゃん・・・」? それすらよくわからないでいた。

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